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2008年8月26日 (火)

石斧で木を切る

今回は考古学ネタです。

縄文時代の遺跡からは木を切る道具として磨製石斧が出土します。これは石斧を復元し、首都大学東京と東北大学が共同で実験を行った模様です。伐採実験は2006年6月に東北大学川渡演習林のスギ林で行われ、私標高480mも参加させていただきました。Dsc_1988_2

使用したのは直柄という柄がまっすぐのタイプの斧です。写真の方は石斧を作製された方で、斧も手慣れたものです。10分もしないうちに写真のスギを切ってしまいました。私も何打か切らせていただきました。6月は木の水分が多くて比較的軟らかく、このように叩いて砕きながら切る方法には適している時期だそうですが、それでも手が痛くなってしまいました。Imgp0385

右の写真は大学院生のT君が撮りました。上部のスギの木が鉛筆を削ったような形になっているのがわかります。木の周りを回りながら、斜め上から石斧で叩いていくためにこのような形になります。石斧は案外強く、これで何本もスギを切ることができました。しかも早い!! 

時々出土する柱材クラスの太さの木には同様の削り跡が残っていることがあります。このように叩き切っていたのでえぐれたような跡が残っていたのです。

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考古学」カテゴリの記事

コメント

 おはようございます☆
スキです☆、古代モノねた☆、

昔の人って すごいなぁ って思うから。
新月の日に切った木で家を作ると その家は普通の3倍長持ちするとか…そういう≪経験≫は 古代の方々から受け継いだ大切な経験だから・・・
(法隆寺の木材はそうらしい…)

仙台に住んでたころは多賀城の博物館へ 良く行きましたよ♪
あと大崎市の『縄文の里』とか♪

古代の経験が出来るなんて…羨ましいなぁ♪


石斧で木がきれるんですね~☆

 

ぱせりさん
時々、どうやってこれを作っていたのだろう??とおもうことがあります。
土に穴一つ掘るのでも、金属器がなかったのだから大変じゃないかと。でも、石斧を使ってみて、案外いろいろできるとわかりました。現代人よりはるかに体力はあるでしょうし、結構様々な作業を楽にこなしていたのかもしれませんね。

古代…石器は切る・削る・割る等生活の一部に大きく関わっていたのでしょうね。いろんな種類のサイズが見つかっていると聞いています。
屋外に適したナイフの使い方や紐をいろんな結び方を習得すると、自然を利用して生活できると聞いたことがあります。(現代の人間にはできないし、まして生きるためや自然と戦えないとは思いますが。)
斧などを造るための、柄になる木材や向いている石を見つけたり、それを組ませる・・・・・
すごく難しく感じました。

いいですねえ  何もかもが。happy01

生活の細かいことが、こちらではなかなか
感じられなかったり、体験できないことが、
そちらにはイッパイあってうらやましいです。

紅葉シーズンにでも行ってみたくなりました。spa

チューリップさん
石一つ割るのでも、石の目を読むとでも言いましょうか、叩く方向があるようです。太白区富沢の「地底の森ミュージアム」には、石器を作る実演ビデオがあり(多分まだあると思うのですが)、「おお、現代人にもこんなに上手に石の目を読んで加工できる人がいたんだ!」と感心しました。ちなみに、鹿の皮や肉を加工しているビデオもありました。まるごとじゃないので大丈夫でした。

石巻のヨッシーさん
自然と共生すると言う意味では、東北の山間部に住む方々はすごいです。山形の小国でいつもお世話になっている方は、イヌも置いて行かれるほど山歩き(走り??)が速いです。

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