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2010年6月 4日 (金)

トチノキの花

白石市不忘の大きなトチノキが開花したので観察に行きました。ここは道から下る斜面の下に生えているトチノキの枝が道路付近まで伸びて花がついているので、近くで花を観察することが出来ます。

Tochi0 今年は沢山の花がついています。

トチノキは30センチ近い円錐形の沢山の花の集まりを枝先につけます。

Tochi1 トチノキは雌雄同株ですが、花序のうち80%は雄花で、両性花はおもに下の方につきます。花粉は昆虫に運んでもらいますが、特にマルハナバチは花序の下の方にぶつかるようにドン!と止まって、その衝撃で花についていたほかの昆虫が逃げるそうです。そして密や花粉を集めながら上へと上っていきます。

トチノキの花を見ると、花びらの中央付近にやや濃い黄色や赤の班が見えると思います。これは密標と言って、花密の分泌の状態を表しています。

Tochi2

もっと拡大すると・・・

Tochi4 手前の花の密標は黄色ですが、奥の密標は赤くなっているのがわかります。手前の花は花密を分泌し花粉の生産を行っている最中ですが、奥の花は花密や花粉の生産が完全に停止しているというしるしです。

ちなみにトチノキは開花後4日以降は雄花両性花とも花密と花粉の生産を終えるそうです。そして両性花のめしべが受粉できる長さに成長するのは開花後4~6日、つまり自家受粉しない仕組みになっているのです。

トチノキの下にはミツバウツギの可愛らしい花も咲いていました。ミツバウツギは実の形が面白いんです。忘れなければ実が熟した頃にまたアップします。

Mitsubautsugi

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植物」カテゴリの記事

コメント

 一見 栗の木ですか? と 思いました…
葉っぱが似ていたので…  ^▽^:

面白いお花のかたちですね~…
 さわったら ベタベタしてそう…

おはようございます。
栃の花~大好きです。
岩手県和賀町の北本内川の奥で初めて見た時~
とても感激でした。
それ以来、魅力のとりこです。

>密標~~
そうなんですか~
教えていただいて~うれしいです。
ありがとうございます。

おはようございます。
トチノキ、周りにたくさんありますのにその生態はほとんど知らずに・・・
密標・・・勉強させていただきました。
合理的なシステムですね。
中山道を歩いた折、昔、娘が嫁入りするとき「ここからあそこまでのトチノキはお前のものだよ」と持たせたそうです。作物が撮れない年、そのトチの実を食料としたのです。食べるまでにはかなりの手間がかかりますが、貴重な食料ですね。

今の生徒は  歌♪うの花のにおう垣根に・・・・♪  をしらないのですが、きれいな花だと感激してくれます。
ウツギは種類も多く、日本の歩みと関係の深い植物です。しかし、だんだんと遠い植物になっているのかもしれませんね。
稲作とは深いつながりのあるウツギ・・縁起植物であり、忌み植物であり・・・・・

こんにちは。
トチの花、形や色合いが複雑に組み合わさっていて
気に入りました。
ここまでズームインして撮れるとはいいカメラを
お持ちですね!

トチノキの花は今年はたくさん咲きましたよね。
先日、松川沿いの大木を見てきましたよ。
実は山形側のほうがたくさん付くような気がするんですけど。

ぱせりさん、ありがとうございます。
写真だと大きさがちょっとわからないですよね(^^;)
トチノキの葉っぱはものすごく大きいんです。
花は蜜が多いので触ったらたぶんべたべたになるでしょうね。

sidu-hahaさん、ありがとうございます。
岩手も立派なトチノキが沢山ありますね。大きな花序が立っているのは、私も初めて見たときにびっくりしました。(最初に見たのは山の中ではなく東京大手町の官庁街でしたがcoldsweats01)

shibataさん、ありがとうございます。
昭和初期頃は様々な堅果類のなかで一番高値だったそうですね。日本では縄文中期から盛んに利用されていたのが連綿と受け継がれているのはすごいことです。北関東では嫁入り道具になっていたのですねhappy01。教えていただいてありがとうございます。

souさん、ありがとうございます。
遠くからだとなかなかよくわからないのですが、ここの木は花が近くで見られるので構造がよくわかりました。
この撮影にはニコンD70にマイクロニッコール60mmをつけて撮影しました。少し風が強かったので花がなかなかとまってくれずに時間がかかってしまいました。

aoikesiさん、ありがとうございます。
松川沿いにも大木がありましたか!あ、スキー場の下かしら。宮城県南部は大きいトチノキが少ないですよね。
この木は毎年観察していますが、写真で比較すると今年は一番花が多いようです。ですがどれくらい実が残ってくれるか・・・
山形は沢山なっていますね。宮城は夏の寒さ、やませが影響しているのかも。トチノキは完熟する前の実が落ちてしまう数がとても多いんです。

トチの実。
なんだか、昔に食べたような・・・
どんな味だったか忘れましたが
食べられますよね??
花がこんな風になっていくなんて
初めてしりました。

ムーミンママさん、ありがとうございます。
トチの実は複雑なあく抜き行程を経てやっと食べられます。くれぐれもとってそのまま食べないでくださいね。口がひんまがるほどスゴイ味ですwobbly

目慣らしを始めています。
栃の木の花ははまるで花のタワー。
面白いですね。
ルピナスまいたい。
今日もスマイル

kawazukiyoshiさん、ありがとうございます。
具合は大丈夫ですか、パソコンは長時間見ると目に来ますから、無理しないでくださいね。
そういえばルピナスも花のタワーでしたね。トチノキは背が高いので花を見るのが大変ですが、とても面白いです。

トチノキは複雑ですね、勉強になりました有難う御座います。

ふくちゃん、ありがとうございます。
トチノキだけでなく、結構いろいろな植物が趣向を凝らしてさまざまな受粉方式を展開させています。知れば知るほど面白いですよ。

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