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2011年9月

2011年9月29日 (木)

麻畑(番外)

麻畑のカエル君です。(うささん治癒祈願)

Kero1


そしてトラップに止まるカエル君です。

Kero2


Oさんは麻だけでなく、ソバやマメなども作っています。

Soba

昨年黒いアズキの種が手に入って今年育てているというので畑を見せて頂きました。Oさんいわく、アズキにしては変だ、と言うのです。

Sasage

右はアズキの大納言、左が黒アズキと言われたもの、なるほど果実が上向きについているし、アズキとは全くチガウものですね。

Sasage2

花はこんなにきれい、観賞用になりそうなくらいです。左右対称、アズキではなくササゲの特徴です。昼食を食べながらKさんが調べたらこれはどうやら「黒ササゲ」らしい。蔵王町で売られている黒アズキもたぶんコレなのでしょう。

Karamushi

帰りにまた星野に寄って雑草観察。カラムシは種をつけていました。

Turumame

ダイズの祖先のツルマメ、スケールがないとダイズだと言ってもわかりませんね。実際はこのさやの長さは2センチくらいしかありません。Nさんは風邪で来られなかったSさんにたくさんヤブツルアズキの実をつんでいました。そういえば食べてみたいと言っていたけど、食べて大丈夫かなぁ。(体が弱っているので)

麻畑の彼岸花は終わっていましたが、星野の日陰のヒガンバナはちょうど見頃でした。一緒にツリフネソウも咲いています。暗い木陰のヒガンバナもしっとりしていいものです。

Higan

今日は夕方緊急地震速報が流れてびっくりしました。私の携帯のエリアメール初です。テレビより早かったような気がするんですが??

「えーー、ご飯食べられないの?!」と嘆きながらLEDライトをひっつかんで頑丈な柱の陰へ避難しました。でも我が地域はあまり揺れませんでした。

2011年9月28日 (水)

麻畑

鹿沼市の野州麻畑でした。花が咲き終わって花粉が飛び終わっていたらトラップを全て回収してくる予定だったのですが・・・

Asa1


オスは黄色くなってすでに終わり? メスはまだ緑です。

Asa2


すぐ脇の小川は台風の時にめいっぱい水が流れたようでしたが、溢れてはいない様子です。伺うと、上流部なので護岸工事もしてあるし溢れたことはないとのことでした。

Asa3


しかしトラップの雨水用ボトルは満杯?!大変!! 鹿沼市の雨ダスではトラップ設置後今日までほぼ500mm位だったので平気だと思ったのですが、麻畑のある地域は鹿沼市内よりもかなり多く降ったようです。標高ダンナによるとボトルは1000mmくらいまで対応できるはずでした。

さらに、雄花を見ると・・・

Asa4


そう、まだつぼみが沢山ついているのです。こんなに長く咲くのですか、と伺ったところ、「いつもは雌花が大きくなってくるとオスは用無しなので倒してしまうんだよ、枯れかけて惨めだから引導渡してやるんだ」とのことでしたcoldsweats01。枝を揺らすとまるでスギ花粉のように大量に花粉が舞いました。雄雌の本数を数えていたKさんの背中は花粉で黄色くなりました。

緑色で元気なメス、すでに実がかなり大きくなってきています。

Asa5


仕方がないので標高ダンナは溢れそうなボトルの水を100mlくらい減らしてトラップはそのまま継続して、花粉の飛散が終了するまで待つことにしたようです。

Asa6


トラップにいたカエル君。メンバーみんなに注目され、写真のモデルになっていました。

この日に来るはずだったメンバー一人は風邪で熱を出したようで、楽しみにしていたのに残念でした。風邪が流行っているみたいですね、気温が乱高下して体調を崩している方が多いようです。どうか気をつけて下さい。

病人だと思っている私はなるべく楽しようとしているので、最近風邪をひかなくなっていますbleah。Sさんどうかお大事に、学会の準備もこれから忙しくなるけど無理しないでね。

2011年9月25日 (日)

着々と山の秋は進む

まだ暑かった9月中旬の白石市ミズバショウの森です。

湿地に下りる途中にはギンリョウソウの立派な株が。

Ginryo


ドウダンの森のほうではヤマウルシが色づき始めました。

Yamauru


湿地にはエゾオヤマリンドウ(茎頂部のみに花がつき、高さ20センチくらいと背が低い)

Rindo


こちらではサワギキョウも咲いていましたが、もうほとんど終わりかけでした。

ミズバショウの湿地ではアケボノソウが比較的沢山見られました、大好きな花の一つです。あれ?なぜか4弁が結構ありますね。

Riakebono


湿地の奥ではミヤマカラスアゲハが飛んでいましたが、撮影がなかなか難しい。やっと2,3枚ピントが合いました。

Miykaageha


林の中ではオオバショウマ、でもまだつぼみです。まだ一度も咲いたところを見たことがありません。

Ooshoma


レイジンソウも咲いていました。気品があります。

Reijin

暑さが続いていたのですが、植物の秋は確実に進行していました。

2011年9月23日 (金)

お気に入り苗屋さん

台風前の暑い暑い日に船岡の「花工房にこる」に行きました。この夏は驚異的な暑さでしたが、とても手入れが行き届いていて、植物がお疲れという印象は受けません。

1


これでもアメリカシロヒトリが大量発生して退治するのが大変、とか。

2


お手製のバラの名札、右がバラの葉、左はクレマチスの葉。隅々まで可愛いです。

「涼しくなったら苗を買いに来ます」、と言って台風後涼しくなったのですがまだ行ってません<(_ _)>。明日あたり行こうかなcoldsweats01 

今日は蔵王町のヒラキュウのハーブ祭り(3連休開催ですよheart04みなさんも行ってね)にて、農場長のハーブティー講座に参加したので時間が無くなってしまいました。

Hira1


聞こえはいいけど、いろいろなハーブティーを味わいたかったという単純な理由です。ハーブティーを頂きながらお客さんと農場長と話が弾んでしまい、お昼過ぎてしまいました。

Hira2


我が家では育たないレモングラスやステビアなど、美味しゅうございました。白石のきしやの餃子試食もありました(これは残念ながら今日だけ)。

農場長のローズマリー・ポテトまで頂いてきました。ニンニクとオリーブオイルとローズマリー、塩少々、電子レンジで加熱するだけでとっても美味しかったです。

Hira3


参加した女性の中には、すぐ脇の東北道を走行中の車の助手席から看板を発見して訪ねてきたツワモノが!! それでその方から、温室の屋根になにか看板めいたものを表示しては?という提案がありました。そういえばここの近くの屋根に「ペンキ」と書いているお店(?)があります。東北道から案外よく見えます。

話は変わりますが、明日は衛星の破片が地球に落ちてくる日。今までもさんざんいろんなものが落ちていたのですが、前もって知らせなかったのに、最近は告知するようになったんですね。東北を通過するのだったら見えるかもしれないから起きていようと思いましたが、さきほどの発表では福井・滋賀・愛知と沖縄だそうで、頑張っても見えそうにないので寝ることにします。

2011年9月20日 (火)

クリ林トラップ設置

先週は小国町のクリ林にトラップの設置に行きました。タケ杭がだいぶダメになっていたのでかなり時間がかかると思いましたが、今年は次男が手伝いに来てくれたので比較的早く設置が終わりました。

Trap


今年はまだ暑いので地主さんが「下草刈りがだいぶ間際になってしまった」ということで、刈り取った茶色いワラビがまだフワフワとしています。科研6年目で設置は一応今年で終了の予定です。でもまだ来たいなぁ。いえ、もちろん遊びには来るつもりなのですが。

帰りにはいつもの地元のAさん宅へ。蓮池にまだ少しだけハスが咲いていました。散った花も可愛いです。

Ren

Ren1


実はもう沢山できています。まだ緑色の種は皮を剥いて生で食べられます。息子がハスの実の味にはまりましたcoldsweats01

蓮池にはオモダカや

Omodaka


ミゾカクシが咲いていました。

Mizokaku


オモダカとコナギは成熟した種を取りたかったので、株ごと頂いてきました。

蔵王に帰宅する途中、南陽の赤湯の町中が少し渋滞していました。はっぴを着た人たちがうろうろしていたのでお祭りのようです。すると信号のところで車が一時的に止められました。御神輿か山車が出てくるかとおもいきや、

Tunahiki


するするっと人が後ろ向きに・・・運動会の綱引きのような仕草です。持っているのは綱ではなくてながーい布のようなものでした。慌てて身を乗り出して写真を撮りました。しばし引き合いがあって、決着がついた様子で、人々はあっという間に路地に吸い込まれていきました。時期的に見て秋だから収穫のお祭りなんでしょうけれど、不思議なお祭りでした。誰かご存じですか?

2011年9月19日 (月)

アサ調査準備

8月末、歴博のアサ調査研究で花粉トラップを設置してきました。曇りの予報だったのですが、良く晴れてスゴイ暑さ。車外温度計を見たら午後1時くらいに33℃!! Sさんは暑さのあまり「氷~、アイス~、ほしい~」とうなりながら作業していました。

Trap

背後は成長したアサ、これは種取用なので各株間をあけて日当たり良く育てています。KさんとSさんは種の大きさ別に蒔いたアサの成長調査をしていました。

畑の脇にはツルボが咲いていました。

Turubo

縄文に食べていた可能性が高いというツルボの球根。Kさん「収穫じゃあ!!  in Jomon?!」

でもばっちり時計しているし、Kさんのおてては白くて女の子みたいに華奢に見えますcoldsweats01

Shukaku


お昼は星野の蕎麦屋、コーヒー店みたいな作りですが、奥には座敷があります。

Sobaya


帰りにヤブツルアズキ(アズキの先祖と言われている)とツルマメ(ダイズの先祖と言われている)を見て行きました。

Ytturumame


ヤブツルアズキはいつ見ても変な花ですねぇ。

Ytazuki


KさんとSさんは帰りがけにコンビニによって無事アイスを補給したようです。めでたしめでたし。

2011年9月18日 (日)

いまだ続く閉塞感

あれから半年。

本来ならばもう少し復旧が進んでいてもいいはずなのに、少なくなっていく報道量とは裏腹に現地では遅々として進まない、そして未だに続く何とも言えぬ閉塞感。

震災にくわえて本来被らなくても良かったはずの原発被害、そして無政策からくる復旧の遅れによるものです。

群馬大の火山学者が放射能汚染地図を公開しています(いまさらですが(^_^;))。

早川由起夫の火山ブログhttp://kipuka.blog70.fc2.com/

放射能汚染地図の記事 http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-397.html

原発からは距離がある遠隔地の高濃度汚染のデータ公開で苦情を申し立て、目を背けようとした自治体もあり、この顛末に関する記事も書かれています。そう言えば事故直後知人が依頼されて計測したデータを「どうか公開を待って」と頼んできた福島県の某市町村長がいました(かなりの高濃度で現在は避難完了区域になっています)。隠蔽がのちにどんなに大きな罪を生むのかも知らずに。

前例がないため、この放射能濃度による健康被害は専門家でも意見が分かれるところです。加速的に健康被害が増加すると言う人もいればたいしたことはないと言う人もいる。もしかしたらあんまり神経質になる必要は無いのかもしれない。でも日本の将来をになう子供達にはなるべくリスクを背負って欲しくないです。

早川氏によると、関東の山の汚染がひどいようです。霧降高原や塩原、玉原など、私には思い出深い場所が汚されてしまいました。

今頃になって美しくソライロアサガオ(aoikesiさんに頂いた種のコドモ)が咲いています。

Blue1

午後になってしぼみ始めた花もきれいです。

Blue2_3

みるみるうちに色が変わっていきます。

Blue3_2


花の中で夕暮れを見ているようです。

ゲンノショウコの種もはじけ始めました。

Bgen4_2

人間の騒動をよそに自然はその営みを淡々と続けていきます。

2011年9月14日 (水)

漆を使った製蝋工程

漆の実を用いた製蝋工程の話を。

Uru1

場所は以前にもお知らせした、岩手県一戸町の「朴舘家」でかつて使われていた母屋です。家屋のほぼ中央に出入り口がありまっすぐ通路が貫通しています。正面から入ると通路左は座敷などがあり、通路右には手前に馬屋と道具部屋、奥に広い土間があり、漆の実を搗く石臼や蒸すための竈が常設されています。

初日は午前中が製蝋の練習、午後は製蝋工程が一般公開されました。翌日は御所野遺跡公園で展示するための映像撮りです。かつて大森貝塚を発見したことで有名なエドワード・モースという動物学者(私もびっくり、考古学者ではなかったんですね)が一戸町の民家を訪れたとき、建物の裏から「ドスンドスン」というものすごい音を聞いて驚き、なにをしているのだろうと入ってみると製蝋の真っ最中であった、と言う場面を再現するためです。

初日の一般公開も岩手のテレビ局が取材に来ていて、この日の夕方のニュースで製蝋の模様が流れていました。

母屋の裏に干された(という想定の)漆の実。

Uru2

充分乾燥させた漆の実をこく。

Uru3

石または木の臼で漆の実をたたいて、実(外果皮・中果皮)とタネ(内果皮・種子)を分離する。

Uru5

これ、リハーサル用で本当は餅の臼だそうです。で、下はホンモノの漆用の臼。どこが違うかというと、臼の上端の縁が少し内向きにカーブしていて搗いても実が飛び出しにくくなっています。

Uru4

篩でタネを分離する。これは現代の篩、目は2mmでした。裂いた竹で編んだ古民具の篩はもう少し目かつまっていました。

Uru6

下に落ちた中果皮に油脂分が沢山含まれている。

中果皮の粉を布に入れて蒸し器で充分蒸す。

Uru7

熱い中果皮を絞り専用の篭に入れ、木で作った楔の絞り器にセットして楔を打って油脂を絞り出す。

Uru8

楔は上が太くなっているので打ち込むほど篭が締まっていきます。それで下から蝋がたらーりと出てきます。

以前、ハゼ蝋を生産していた愛媛県の内子町民俗資料館でもっと巨大な絞り器を見たことがあります。岩手では各農家で絞っていたのでこのくらいのサイズのようです。

Uru9

木枠の内側に見える淡い緑色のすじが、たれている蝋です。結構途中で固まっている分が多い。蝋がたれたのがわかった瞬間、観客からはどよめきがhappy02

土間に切ってある穴の中に設置された木の箱に蝋が溜まりました。みなさん「緑色なんだ!」とびっくり。そう、精製する前の植物質の蝋は全部こんなきれいな薄緑色なんです。

Uru10

・・・でも沢山の実を使ってやっとこれだけか・・・

絞り終えたあとの篭。

Uru11

以上の工程でおわかり頂けたと思いますが、絞った蝋はすぐに固まり始めます。従ってこの作業はなるべく固まらないように気温の高い真夏に行われます。傍らでは蒸し器がばんばん蒸気をあげて、かたや重い木槌で力仕事、みんな汗だくです。大変な作業で絞ったから貴重な蝋なんですね。当時はものすごく高価だったとか。

私は私で絞る工程がウルシ炭化種子の形成や堆積のヒントになり、見学によって大いに成果がありました。scissors

2011年9月10日 (土)

ぐったり~

Guttari


すっかりご無沙汰しておりました。8月下旬に調査と締め切り、色々壊れちゃう事件とイベントが多発し、ブログの更新ができないでいました。ネネ様ではなくて私がぐったりです。

8月19日金曜日、御所野に出かける途中の東北自動車道宮城県内(たぶん仙台宮城ICの少し福島寄りだったような)で、走行中に反対車線の事故を目撃しました。

視界の右側に水しぶきのようなものが飛んでいるなぁ??と思ったら、隔壁の高さより上にワゴン車carが浮き上がっているのが見えcoldsweats02!! と同時に下り線の追い越し車線の車がすべて一斉に走行車線に移動coldsweats02!! 私はハンドル握りながらひたすら「ナニ?!ナニ?!」と叫びつつ、長者原SAまでひた走りました。あーー、びっくりした!!

後で考えたら追い越し車線の人々はとっさに「こっちに車が飛んでくるかも!!」と思って移動したのでしょうね、こっちも危なかったです。それにしても今の記憶に残っているのは、広角のうんと引いた高速道路の光景にきわめてゆっくり飛ぶ車、生命の危険を感じたときって本当に視界が広がったり記憶がコマ送りになったりするんですね。

岩手に入ってから気づくと今度は携帯に「地震」のインフォメーションが。「えっ!蔵王町震度5弱?!」慌てて電話すると、「まあたいしたことない」でもあとでわかったのですが、このときにプリンターが壊れていたのでした。帰宅後、締め切り間際だったのに原稿を完成させることができずかなり遅れて、ひたすら陳謝でした。

この金曜日には東奥日報(青森県の新聞)夕刊に私の書いたコラムが掲載されました。

Shinbun
ご希望の方にはPDFファイル(最終校のなのでこのあとにちょっとだけ直しましたがおおむね変わりません)もしくは新聞のコピーを差し上げますのでメールを送っていただくか、「欲しい」とコメントつけて下さい、あ、メルアドなどは見えちゃうので書かないでね。何人かには無理矢理送りつけると思いますcoldsweats01が、笑って許して下さい。

このコラムに福島県南相馬市の浦尻貝塚という遺跡のデータをつけました。今は放射能濃度がものすごく高く立ち入ることができなくなってしまった貴重な遺跡です。恨み節のように載せましたが、南相馬市と福島県の未来を祈ってます。オウンゴールの核戦争のような原発事故、日本はなぜ核の呪縛から逃れられないのでしょう。福島のことを思うとせつなくてたまりません。

一戸の宿舎の窓から見える田んぼ、「ん? まだ仕事しているのかナ?」と思ったら、オッサンのかかしでした。首都大メンバーはまだ到着しません。さみしー。

Kakashi
いろいろなことがいっぺんに起きた慌ただしい一日でした。

次回は一戸町で行われたウルシによる製蝋の様子をアップします。

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