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2011年12月13日 (火)

ヒメバラモミ!!

Dsc04039

むふふsmile タイトルの植物が我が家にやってきました。

みなさん聞き慣れない名前だと思います、針葉樹のトウヒ属の一種です。

なんと絶滅危惧樹木、日本の最終氷河期の生き残り植物です。

・・・いえいえ、ヤミで手に入れたわけではありません。

森林総研で育種実験を行っていたのですが、実験が終わりいらなくなった苗を分けて頂くことができたのです。最終氷河期の植物化石を研究していてよかったhappy01

母樹番号 PE680です。上は少し伸びているのでPE680姉にしようか。

下はPE680妹です。

Dsc04040

ヒメバラモミという名前は、昔パソコン通信をしていた時代にハンドルネームとして使っていました。トウヒ属の仲間では一番小さく細い球果がなるのですが、私も背がちっちゃく昔は細かったのでね。

ヒメバラモミは八ヶ岳や南アルプス、秩父山系にわずかに生育し、最近その分布が石灰岩地に限られることもわかってきました。(長野県川上村梓山に生育しているものはかつてアズサバラモミと呼ばれていましたが、その後の調査でヒメバラモミの個体変異であることがほぼ裏付けられました。)

球果以外の特徴としては、日本に生育しているトウヒ属の中でもヒメバラモミだけ針葉が枝に垂直につくため、枝を握ると手に刺さります。

Dsc04045_2


ね、つんつんしています。

たとえば我が家にあるもうひとつのトウヒ属、アカエゾマツは枝に沿って針葉がつく。

Dsc04047_3

ね、アカエゾマツは木を見ても柔らかい感じ。

Dsc04046_3

アカエゾマツの葉はこんなふうに枝に沿ってつきます。

針葉樹見本園のようになってきた我が家ですが、これでだいぶハクがつきましたcoldsweats01

ちなみに一番最初に見て感動した山梨県須玉町の神社にあったヒメバラモミは残念なことに枯れてしまったそうです。種の保護、とまではいかなくても、なんとか蔵王で元気に育って欲しいです。願わくば生きているうちに球果がなってくれないかなぁ。

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植物」カテゴリの記事

コメント

へえ〜、化石植物ですか。
モミやカヤ、イヌガヤに似ていますね。
ヒメバラモミ・・・見るからに痛そう!
ハンドルネームとして使用していたなんて、さすが標高さん。
凡人には思いつきません。
蔵王ですくすく育ちますように。

ヒメバラモミ、素敵な木ですね。
針葉樹はよく区別がつきません。覚える気がなくて・・・・
こうして説明されると定着しそうです。
小粒でもきりっとしているのですね。
見本園のようなお庭も居心地がよさそうですね。
蔵王に根付くといいですね。

ヒメバラモミ痛そうだ。
リース製作には向かないなぁ。
(怒られるってsweat01
今年初めてリースにオレゴンモミを使ったんだけど、しなりもボリュームも色もなかなか良い子でした。
モミもいろいろあるのね。

私も初めて聞く名前ですが、最終氷河期の植物が日本にも生えてるのですか?凄いですね、それにトゲトゲ痛そう。

aoikesiさん(^_^)/
いわゆる「生きている化石」ほど古いわけではないのですが、日本の氷河期にはこのトウヒ属が全盛を誇っていました。
モミに似ているが、葉が尖って痛いのでハリモミ、バラモミ、と呼ばれる種類が本州中部に生育しており、それよりも葉や球果が小さいので「ヒメバラモミ」ということらしいです。

shibataさん(^_^)/
素敵なんですが、成長すると樹高が30~40mくらいに(@_@)
可愛い球果が見たいのですが、実がなるまでの道は遠いかも・・・

うささん(^_^)/
モミの仲間は葉っぱの断面が平で先端も丸いので触っても痛くありません。トウヒの仲間は葉の断面が菱形で葉先が棘のように尖っているので痛いです。
いろんな違いは・・・今度会ったときに説明するね。
あ、ドイツのシュバルツバルトの主要樹と同じ仲間で、これはバイオリンやピアノの材料にしたりするノダ。

ふくちゃん(^_^)/
日本の氷河期に生きていた植物は、いまはほとんどが絶滅危惧植物とされて各地に点在しています。
冷たい水が湧いている所に生える「ミツガシワ」という草も氷河期の生き残りです。これは京都の深泥池にも生えています。

初めまして。「ヒメバラモミ」を検索して記事にたどりつきました。

このヒメバラモミ、今も元気に生育していますか?

私もあるルートで苗を頂いたのですが、枯れてしまったんです。
関西の暑さが原因だったのかと思っています。

よこにゃんさん(^_^)/
ブログにお越し頂き、コメントをいただきありがとうございます。
じつはこの翌年春に宮城県南部を襲った暴風被害により2本とも数十メートルの距離を飛ばされてしまいました。
このときは周辺のかなり太いマツが半分で折られたり酪農小屋が飛ばされたりして我が家の屋根も一部剥がれました。
ヒメバラモミちゃんは、雪が溶けてちょうど根が張り始めたときに引き抜かれたため細かい根がほとんど切れたようで、1本は発見して植え直したのですが初夏を迎えることなく枯れてしまいました。大変残念でなりません。

標高480mさん
お返事ありがとうございました!

ヒメバラモミちゃん、風で飛ばされてしまったんですね、残念です。
お家にも被害があったようで…
やはり小さいのが一本松に育つにはたくさんの困難があるんですね(・。・;
貴重な木なので、たくさん育ってほしいと思っています。

ちなみにうちにもキジトラの元野良が来ています(今も外と行き来をしていますが)
なんだかいろいろ共通点があって嬉しかったです^^

これからもブログ楽しみにしています!

よこにゃんさん(^_^)/
ありがとうございます。植物とネコちゃんがお好きなんですね。
このブログは休止していますが、新しいニャンコ家族と植物中心の新ブログを続けていきます。
新プログ「標高480mの窓からⅡ」 http://zao480.exblog.jp/
もよろしくお願いします。トップ記事内でリンクしています。
関西はまだまだ猛暑のようで、どうかお体気をつけて下さい。

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